立夏

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   立夏

 二十四節気では5月5日から5月19日あ

たりを「立夏」と呼ぶようです。今まで知りま

せんでした。この時期、ケヤキや桜の葉が茂

りだし、

「草萌えるっていうのかな。」

なんて暢気に思っていました。気になってネ

ットを調べると「草萌える」の「萌える」は

草の芽が生え出ることをいうそうで、初春の

季語らしいです。勝手に思い込んでいて、

とても恥ずかしい気分でした。そもそも、木

の葉は草ではありませんでした。

 それにしても立夏の時期は、日差しは暖か

く、そして風は爽やかで、外でサックスを吹

くのに最適です。木々の緑もまだ柔らかい色

で、見ていてとても癒されます。薔薇の花も

咲き誇りいい香りを漂わせます。いつも通る

道なのに、木に今まで気が付かなかった白い

花が咲いていました。名札がついていたので、

覗き込んでみたら「エゴノキ」と書かれてい

ました。可愛らしい花で、今まで気が付かな

かったことがとてももったいなく感じました。

もっと周りに気を配り、いろんなものを見逃

さないようにしていきたいと思いました。