投稿者: itkuma

  • 脳内チップ

       脳内チップ

     何かのニュースで見たんですが、脳内にチ

    ップを埋め込んでカーソルを操作することが

    できるようです。その方は事故で手足の自由

    を奪われたそうですが、思うだけでカーソル

    を希望通りの位置に動かし、クリック?もで

    きるようです。どこまで進んでいくのやら。

    アニメの甲殻機動隊の世界も見えてきている

    のではないかと思ってしまいます。

  • 継続は力なり

       継続は力なり

     特に大きな変化のない日常を送っていると、

    ブログに書くネタが思いつきません。

     そういえば、先日掃除の由来についてのT

    V番組を見ました。仏教からきているそうで

    す。お釈迦様のお弟子さんが、毎日掃除をし

    て悟りを開かれたそうです。毎日掃除をして

    も埃は積もる、人の心も同じで、毎日磨かな

    ければ曇るみたいなことを悟られたそうです。

    どれだけ長く継続されたのかは覚えていませ

    ん。紹介されていなかったのかもしれません。

     私も、悟りを拓けなくても、毎日とはいか

    なくても継続してブログを書いていこうと思

    います。そうすれば、何かが得られるかもし

    れません。まったく何かを得ようとしてる時

    点で、悟りとは縁遠いです。

  • ほとんどネガティブ時々アグレッシブ

       ほとんどネガティブ時々アグレッシブ

     考えるのはいつも悲観的なことばかりです。

    あれがこうなったら、これはこうなるのでは

    ないかと、あれこれ考えた末の結末は悪いこ

    とばかりです。その結末が相当悪い場合、最

    初のきっかけを排除することに全力を尽くし

    ます。

     たばこやお酒をやめるときもそうでした。

    20代は缶ピースと呼ばれるフィルターの無

    いたばこを吸ってました。体調を崩してから

    はロングピースに変えました。そしてかなり

    体調を崩し、このままでは家族を養えなくな

    るという結論が見えた時、何の苦も無くやめ

    られました。だから、

    「今禁煙中」

    と言いながら、しばらくしたらまた吸ってい

    る方を見ると、

    「やめる気が無いから禁煙なんだろうな。」

    と思ってました。ところが、どうやらたばこ

    に含まれるニコチンは、体がその味を覚える

    と、体が勝手に欲しがるようになるのだそう

    です。それでやめられない方が多いのだそう

    です。多分私はそのあたりの機能が鈍いのだ

    と思います。お酒もそれと同じようです。

     サックスを始めたきっかけも、どちらかと

    いえば悪い結末が想定されたからだったと思

    います。体調を崩したことをきっかけに、仕

    事がうまくいかず、結構精神的に病んでた時

    期で、このまま落ちていくとどうしようもな

    くなる。そんな結末が見えて、これはなにか

    気晴らしをしなければいけないと思った時、

    ふっと頭に浮かんだのが、

    「何か楽器をしよう。」

    という思いでした。

     でも、はじめからサックスを始めたわけで

    はなく、最初はハーモニカでした。ただ、実

    家に帰って練習してたら、不評だったのです

    ぐやめました。

     次がザフーンという、縦笛にリードをつけ

    たような楽器を練習しだしました。確か一万

    円くらいだったと思います。それを2年ぐら

    い吹いていた頃、パートナーに、

    「カッコ悪いから普通のサックスにして。」

    さらに、

    「でもサックスは習いに行かないと吹けないか

    らね。」

    といわれましたが、どうしても習いに行きた

    くはありませんでした。ネットでサックス教

    室を色々調べたんですが、どこも前向きすぎ

    て私には重い感じでした。でも、悪い結末に

    なる楽器をやめるという選択肢は排除しなく

    てはなりませんでいた。

     結局パートナーに、

    「習いに行く気はないから、いつでもやめられ

    るように安いもので始めてみる。」

    といって、3万円未満のものを購入し始めま

    した。その後5年くらい独学で練習し続け、

    なんとなく吹けるようになってきました。す

    ると欲が出てきて、

    「もっといい音をだしたい。」

    というどうしようもない欲求が芽生えてきま

    した。そこでパートナーに、ダメもとで、遠

    慮気味に、そして勇気をだして、

    「今のサックスは安過ぎて、音がちょっとよく

    なくて、普通のサックスに買い替えようと思

    うんだけど、でも高いから、ローンで買おう

    と思ってます。」

    と、一気に言い切ると、

    「いいんじゃない。やめずに続けてるし、何か

    趣味を持ってたほうがいいと思うから、ちゃ

    んとしたのを買ったらいいよ。」

    といわれ、早速探しに行き、今の楽器に出会

    ったわけです。購入するときパートナーも一

    緒についてきてもらい、音を聞いてもらい、

    一番音の響きがいいのを選びました。今でも

    その時の選択はいい選択だったと思います。

  • オンラインゲーム

       オンラインゲーム

     20年ぐらい前でしょうか、初めてオンラ

    インゲームというものにはまりました。

     それまで、PCでできるゲームといえば、

    ボードゲームとか、トランプゲームとかの外

    部から切り離された閉鎖された世界でのゲー

    ムでした。それが、インターネットを介して、

    同じ景色を見ながら他人とゲームができるこ

    とに、すごく興奮したことを覚えています。

     3Dもよく作りこまれて、レイトレーシン

    グも導入されてました。お正月などは、ゲー

    ムの中で、他のプレーヤーと初日の出を見る

    イベントに参加したのを思い出します。

     今ではスマートフォンでオンラインゲーム

    ができます。画像も当時より格段に上がって

    ます。通信速度も比べ物になりません。PC

    を触り始めた当初は保存媒体にまだ1MBに

    満たない30CMくらいのディスクを使って

    いた時代で、ディスプレイに映る文字もカク

    カクしていました。インターネットにつなげ

    るのに受話器をカプラーにつなげる必要があ

    りました。その時と比べると今は夢のような

    進化を目の当たりにしてます。

     電車の中でも結構スマホでゲームをしてい

    らっしゃる方をお見受けいたします。オンラ

    インゲームかどうかはわかりませんが、スマ

    ホでのゲーム需要は結構あるようです。まだ

    まだ参入の余地ありといったところでしょう

    か。ゲームに限らずスマホアプリの需要は高

    そうです。そこにVision Proのよ

    うな空間コンピューティングデバイスの出現

    で、想像もつかない世界が待っていそうです。

    辺境の一隅でもいいから、その世界に居場所

    を作りたいと思ってます。

  • 霞(かすみ)

       霞(かすみ)

     帰宅時、ぼんやりしているお日様を見ると、

    春も近いと思います。

     以前、そんなお日様を見て、

    「春霞でしょうか。」

    とのんきなことを言ったら、

    「黄砂やで。」

    と言いはなたれ、急に現実に引き戻されたこ

    とを思い出します。でもこの霞、何らかの影

    響で遠くがかすんでいる状況を言うようです。

    だから、黄砂でかすんで見えていても霞なの

    だとか。でもそれが、黄砂という言葉で、置

    き換えられてしまうと、今まで春先のなんだ

    か淡い期待を含んだような、物思いにふける

    ようなそんな感じから、一気に黄砂というも

    のをはっきりと認識させられ、どこかに逃げ

    出したくなりました。

     言葉は不思議です。言葉の雰囲気を自分な

    りに装飾し、自分だけの世界を彩れるのです

    から。その世界は、まるで霞がかかったよう

    にはっきりとは見えないんですけど・・・。

  • ブログの誘惑

       ブログの誘惑

     自分でも不思議なくらい、こんなに文章を

    書くことに抵抗がないとは思ってもみません

    でした。他人が読んでわかりやすいかどうか

    は別にして、自分の頭の中のことを文字にす

    ることがちょっと楽しくもあります。

     通勤時とか、散歩中とか、最近はここに書

    くネタをよく考えます。3Dモデリングとか、

    ペイント系やプログラミングのアプリをPC

    や携帯にインストールしてはいるのですが、

    日常の情景を文章にするほうが楽しくて、I

    Tとは関係の無いネタばかりになってます。

     そもそもこのサイトを立ち上げた当初は、

    プログラミングのことを掲載していこうと思

    っていたのですが、そちらは準備段階です。

    Swiftというプログラミング言語の説明

    が英語なのでその翻訳中です。それが終われ

    ばサンプルソースを読み漁っていこうと思っ

    てます。

     その合間に息抜きにつらつらブログを書い

    てます。そして、このサイトに投稿すること

    で、他人が自分の文章を読むという、今まで

    に経験したことのない状況の不思議を味わっ

    ています。それが楽しいんだと思います。

     その楽しい感覚を味わいたい誘惑に負け、

    またブログを書いてます。

  • 宇宙エレベーター

       宇宙エレベーター

     宇宙エレベーターの宇宙船発着場の搭乗待

    合ラウンジでは、明日の竣工セレモニーの準

    備で、人々がせわしなく動き回っていた。宇

    宙の静けさの中、そこは華やいだ空間だった。

    「あれは何?」

    誰かが星々の輝く、宇宙の闇の先を指さした。

    そこには、地球では建造されていない宇宙船

    の一群がいた。

    8行でおしまいです。

  • タイムマシン

       タイムマシン

     この時間を移動できる装置、これがあれば、

    よくない出来事を回避させられる。歴史が変

    わるかもしれないが、よい方向に変わるので

    あればそれでもいいのではないか。少々の犠

    牲を伴うかもしれないが、仕方ない。

     物は試しだ、使ってみよう。移動して、何

    もせず、すぐ戻って、影響を確認すればいい

    ではないか。

     では早速、自分の記憶がある幼稚園くらい

    で試してみよう。

     失敗なのか。起動してみたものの、変化が

    ない。いや、どうも手足の感覚がなくなって

    いる。手足そのものはまだあるようだ。全身

    の感覚がなくなってきた。周りの音も聞こえ

    ない。目も見えなくなってきた。意識が・・

    ・。

     彼の姿が完全に消えた。

    「どうかした?」

    「・・・」

    「いくよ。」

    「うん。」

     幼稚園ぐらいの子が、友だちと遊んでいる。

    タイムマシンを作った本人の子供時代のよう

    だ。彼は一瞬違和感を感じたものの、特にそ

    れ以上のものは何も感じなかった。そして、

    彼には現在移行の記憶はなかった。

  • ねこ

       ねこ

     気ままな猫の暮らしにあこがれる。ただし

    餌の心配をしなくて済む場合に限る。

     自分で狩りをしないといけないとなると自

    信がない。うまく狩りができる前に、飢え死

    にしそうな気がする。

     さくらネコみたいにみんなにかわいがられ

    る猫がいい。

     あの子らは毎日どんな生活を送っているの

    だろうか。天気のいい暖かい日は日当たりの

    いい場所で、毛づくろいしてたりするけど、

    見かけないときはどこにいるのだろう。

     そういえば、最近はやりのシンクロARデ

    バイスは、猫と人間でもつかえるのだろうか。

     そのデバイスを使って、同期設定すれば、

    相手の見えている状態を、自分が見ているか

    のように見えるらしい。見たい方向を向けば

    相手のデバイスのジャイロが起動して、見た

    い方向に相手の顔を向けられるそうだ。開発

    メーカーはそのデバイスの普及することを望

    み、特許申請せず技術を公開してアプリで儲

    けようとしているらしい。それで、各メーカ

    ーが廉価版を出している。廉価版を買って、

    猫につけてみようか。

     それにしても、どうやって猫につけよう。

    警戒心が強いから簡単にはつけさせてくれそ

    うにない。まずは相手の警戒心を解くことか

    ら始めよう。うまい手がある。彼らの大好物

    のおやつ作戦だ。あのおやつはすごい。どん

    な猫も、

    「にゃ~」

    と甘えた声を出して寄ってくる。

     とりあえずは、頭をなでさせてくれるよう

    になってけど、このデバイス、猫の頭にはか

    なり大きい。ベルト部分で調整できるとして

    も対象が人間のサイズを想定しているから、

    限界がある。そういえば、猫の撮影用の被り

    物が有ったはず。それを細工しよう。

     なんとか、猫に被せられそうだ。

     いつものように、猫のおやつでお誘いして、

    優しく頭をなでながら、

    「さあ、被り物で写真撮ろうね~。」

    となだめながら、自作被り物デバイスを猫に

    近づける。抵抗されるかと思いきや、この子

    ら狭いところが好きらしい。自分から頭を突

    っ込んできた。結構気に入ってるみたい。撮

    影用の被り物だけあって、なんかかわいい。

     可愛さに見入ってる場合ではない。早速同期

    設定してみよう。

    「お~」

    猫目線だ。なんか普通にデバイスつけてる自

    分ってなんか間が抜けている。周りはどんな

    感じなんだろう。ちょうど桜がきれいなはず。

    猫目線の桜ってどう見えてるんだろう。

     普通に桜だ。

     自分は今どんな感じなんだろう。反対向い

    てる。そうだよな。向かい合ってるから、そ

    うなるか。反対側からいつものお世話してい

    る人の影が見える。

    「あれ、また桜が見える。」

    と言ったつもりが、聞こえてくる声は

    「にゃ~」

    と甘えた声しか聞こえない。

  • 冬の景色

       冬の景色

     近所の公園で見る景色で、一番好きなのは

    冬のそれです。

     風のある日は耳がちぎれそうになるくらい、

    寒いを通り越して冷たいです。

     朝日は海に金色の道を造ります。

     昼の太陽は夏に比べると優しく、近くに感

    じます。

     空の色は淡い水色で、雲の色は銀から金へ

    淡く登っていきます。 

     海はお日様の光を波で転がして遊んでいる

    ように、きらめいています。

     夕日は山の端に沈みます。低くたなびく雲

    を朱に染め、沈んでいきます。