記憶の共鳴

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   記憶の共鳴

 「ひらめき」とか「インスピレーション」

とかは、突然頭の中にイメージが浮かび上が

り、それが何かを解決するための因子になっ

たりする事らしいです。そんな経験はないか

ら私にはピンときません。なんのインプット

もなく、突然アウトプットが出るのは想像で

きません。宇宙が創造される瞬間くらい、想

像できません。

 私はどうしたらいいかわからないときなど、

とりあえず関係する知識を収集しまくります。

今はインターネットで検索すれば、大概のこ

とは出てきます。その信憑性については、周

りの情報と私の人生経験から、峻別します。

その峻別結果が世間一般とずれていてもあま

り気にしません。それらがなんとなく頭の中

にたまったままの状態にしてしばらく時間を

置きます。それが一年だったり、数年だった

り置くこともあります。そして、その漬け込

んだものが突然(そう突然)何かに共鳴する

かのように、頭の中に解決策を提示すること

があります。それを「ひらめき」とか「イン

スピレーション」とかいうのでしょうか。で

も私としてはそれは、インプットしていたも

のが、何かのインプットに共鳴して、アウト

プットされているだけにしか思えないんです。

時間が過ぎているのと、その時の問題と関係

ないように思えるだけで、単純な脳内での共

鳴反応だと思います。あえて言葉で表現する

とすれば、「記憶の共鳴」というのが私とし

てはしっくりきます。